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この数を見れば『売れてる理由』がわかる

  • 執筆者の写真: mellowlaunch
    mellowlaunch
  • 6月10日
  • 読了時間: 3分

「売れてる人」が必ず見ている“数字”とは?

「なんとなくやってみたら売れた」…そんな偶然に頼っていては、再現性のある成果にはつながりません。本当に売れている人たちは、決まって“ある数字”を見ています。それは、売上やフォロワー数などの目立つ数字ではなく、「お客様の行動に関する数値」です。

たとえば、自分の予約ページの閲覧数。どのタイミングでお客様がページを閉じたのか。はたまた、初回利用後の再来店率や、何回目の訪問でリピーターになるか――こうした行動データを見ることで、「なぜ売れたのか」「どうすればもっと売れるか」が見えてきます。

数字が教えてくれるのは、成功の理由だけではありません。見逃されがちな“改善点”も浮き彫りにしてくれるのです。


この数字が上がると売上も上がる

特に注目したいのが、「成約率」「再来店率」「客単価」の3つです。これらの数字は、小さな変化でも売上に大きな影響を与える“金の卵”のような存在です。

たとえば、10人が予約ページを見て3人が実際に来店してくれたら、成約率は30%。これが5人に増えると50%。同じアクセス数でも、売上は約1.6倍に伸びることになります。また、1回しか来ない人ばかりのビジネスと、3回以上リピートしてくれるお客様がいるビジネスでは、安定感に大きな差が出ます。

客単価も大切な指標です。たとえば、オプションメニューやセットメニューをうまく提案することで、1回の来店あたりの単価が500円アップするだけでも、月間では大きな差になります。

こうした数字は、意識して改善を繰り返すことで、確実に上がっていきます。そして、ひとつの数字が上がれば、連動して他の数字も上がる可能性がある。だからこそ、今の自分の“売れている理由”を数字で理解することが大切なのです。


データは「売れない理由」にも気づかせてくれる

「アクセスはあるのに予約が入らない」「お試しは出ているのにリピーターが少ない」。そんなとき、私たちはつい「センスがないのかな」と自信をなくしがちですが、本当に見るべきなのは“感覚”ではなく“数字”です。

たとえば、Instagramの投稿は反応があるのに、プロフィールページへのリンククリックが少ないのであれば、投稿内容がサービスにつながっていない可能性があります。逆に、クリックは多いのに予約につながらないなら、予約ページに改善点があるかもしれません。

このように、数字を見て分析することで、「今どこがうまくいっていないのか」が可視化されます。感覚や勘に頼るよりも、具体的な改善策が見えてくるのです。

しかも、こうしたデータはGoogleアナリティクス、予約サイト、売上管理アプリなどで無料〜低コストで確認できます。小さな事業者だからこそ、日々の数字を味方につけることで、感情に左右されない安定経営に近づけるのです。


まとめると

売れている人は、“売れた後”に理由を探しません。“売れる前”に数字を見て、試行錯誤を繰り返しているのです。成約率、再来店率、客単価。あなたの事業にも、必ず見るべき数字があります。

「今、売れているのはなぜか?」「もっと売れるために何ができるか?」。その答えは、すでにあなたの手元のデータに眠っているかもしれません。今日から一つ、数字を見る習慣を始めてみませんか?

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