来店数を上げたいなら“見返すべき数”はこれ
- mellowlaunch
- 6月4日
- 読了時間: 3分
来店数を上げたいなら“見返すべき数”はこれ
店舗を経営していると、「なかなか予約が増えない」「広告も打ったのに反応が薄い」と感じることはありませんか?そんなときこそ、いま一度“見るべき数字”に立ち返ることが重要です。この記事では、来店数を増やすためにチェックすべき数字と、そこから導かれる改善のヒントをお伝えします。
1. 予約数や来店数が伸び悩むときに見るべき“数字”とは?
予約や来店が少ないからといって、いきなり「広告を増やそう」と考えるのは少し早いかもしれません。まず確認したいのは、「自店の存在を知ってくれた人が、どのくらい予約ページに遷移しているか?」という点です。
具体的には、GoogleビジネスプロフィールやInstagram、公式サイトなどから、何人が予約ページに移動したか。その中で、実際に何件の予約が入ったのか。いわば“関心→行動”の導線をどれだけ設計できているかが、予約数の根本に関わってきます。
たとえば、サイト訪問者数が1,000人いても予約が1件だけであれば、その導線やフォームの内容に何かしらの課題があると見てよいでしょう。
2. 予約に至らない“壁”はどこにある?コンバージョン率で見るボトルネック
予約が増えない場合、その途中に「壁」があることが多いです。その壁を見つけるためには、コンバージョン率=“予約完了までたどり着いた人の割合”を確認することが効果的です。
例えば、Instagramの投稿は好調で「いいね」もコメントも多いのに、そこからの予約がゼロというケース。これが意味するのは、「行きたい」と思わせる投稿があっても、そこからの導線(プロフィールや予約リンクの設置)が機能していないという可能性です。
また、予約ページへのアクセスはあるのに、予約完了率が低い場合は、「フォームが長すぎる」「希望日が空いていない」「どのメニューを選べばよいか迷う」といったユーザー側の“つまずき”が原因かもしれません。
これらは、アクセス解析や予約システムのログを見ることで可視化できます。数字を追うことで、どこを直せばいいかが明確になるのです。
3. 数字をもとに改善サイクルを回す“思考”を持とう
大事なのは、これらの数字を一度見て終わりにしないこと。毎月、あるいはキャンペーンや季節ごとに、「どの導線がどれくらい成果を出しているか?」を見直す習慣を持つことで、集客の精度は格段に上がります。
無料で使えるGoogleアナリティクスや予約システムのアクセスレポート、あるいはInstagramのインサイト機能などを活用すれば、専門知識がなくても基本的な分析は可能です。
一番避けたいのは「勘に頼る」運営。「今回はうまくいった気がする」「多分これが原因かも」ではなく、数字を見て“確実に効果が出たアクション”を特定し、それを再現することが成功への近道です。
まとめると
来店数を増やすためには、「予約数をただ見て一喜一憂する」のではなく、「その手前にある数字」を見返す視点が大切です。流入数→予約ページへの遷移→予約完了という一連の流れを、数字で可視化し、小さな改善を繰り返していくことで、着実に来店数は増えていきます。
一度きりの改善ではなく、数字を味方にした継続的な“見直し”が、あなたの店舗の未来を変える第一歩になります。
コメント