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リピーターが来なくなる理由、データでわかるかも?

  • 執筆者の写真: mellowlaunch
    mellowlaunch
  • 6月8日
  • 読了時間: 3分

リピーターが来なくなる理由、データでわかるかも?

「最近、あのお客様見かけないなぁ…」そんなふうに思い出すことはありませんか?個人事業主や小さなお店にとって、リピーターの存在はとても大きいもの。でも、なぜかふと来なくなる。音沙汰がなくなる。理由はわからない――。

多くのオーナーは、「飽きたのかな」「引っ越ししちゃったのかも」と、自分ではコントロールできない理由として片付けてしまうことがよくあります。しかし本当にそうでしょうか?

実は、その「来なくなる理由」、データを見れば兆候が現れているかもしれないのです。

小さな変化は、すべてデータに出ている

たとえば、これまで毎月来ていたお客様が、ある月から2ヶ月空けて来店し、その次は3ヶ月……そんな変化は見逃してしまいがちですが、予約履歴を見返すとすぐに気づけるポイントです。

また、「キャンセルが増えた」「問い合わせはあるけど予約に至らない」なども、明確な“サイン”。これは単なる気まぐれではなく、もしかすると満足度の低下や、競合サービスへの興味が出てきたサインかもしれません。

特に重要なのが、「前回いつ来店したか」「平均してどのくらいのペースで来ていたか」といった来店サイクルの把握です。このサイクルが崩れている=行動が変化している、ということ。そこに気づけると、次に取るべき行動も自然と見えてきます。

データを見る=冷たい、ではない

数字で管理すると、どうしても「冷たい」「お客様との関係が事務的になる」といった印象を持たれるかもしれません。でも実際にはその逆。数字があるからこそ、“大事なお客様”の変化に早く気づけるのです。

たとえば、「いつも来ていたのに、少し間が空いてるな」と感じたら、お礼のメッセージや次回予約のご案内を送ってみる。それだけで「あ、覚えていてくれたんだ」と嬉しくなるお客様はたくさんいます。

こうした対応の“きっかけ”をくれるのが、他でもないデータの力です。

難しい分析は不要。まずは「記録すること」から

「データ」と言うと構えてしまうかもしれませんが、難しいことをする必要はありません。予約アプリやGoogleスプレッドシートを使って、来店日や頻度を記録するだけでも充分。リピート率を出す必要はありません。単純に「今月、久しぶりの人がどれだけいるか」を見るだけでも、大きなヒントになります。

さらに余裕があれば、簡単な満足度アンケートを設置してみてもいいでしょう。たった一言の「気になることはありませんか?」の質問が、次の改善につながることもあります。

まとめると

リピーターが来なくなる理由は、単なる偶然ではないことも多く、その兆しは数字の中に表れていることがあります。

難しいツールや分析は不要。まずは、「今までの流れと、変わったことはあるか?」を記録から読み取る習慣をつけることが第一歩です。

感覚とデータ、その両方を使って、リピーターとの関係をもっと長く、もっと心地よく育てていきましょう。“来なくなった理由”ではなく、“また来たくなるきっかけ”を、一緒に見つけていきませんか?

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