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数アレルギーでも大丈夫!データを味方にする3つの考え方

  • 執筆者の写真: mellowlaunch
    mellowlaunch
  • 5月11日
  • 読了時間: 3分

「数字を見るのが苦手」「データを見てもピンとこない」──そんな気持ち、ありませんか?個人事業主や小規模店舗を運営している方にとって、“数字”は重要なのはわかっていても、どう向き合えばいいか分からず、つい後回しにしがちです。

でも安心してください。データ分析に特別な知識はいりません。ちょっとした“見方”を変えるだけで、数字はあなたのビジネスの強い味方になります。今回は、「数字アレルギーでも大丈夫」と思える3つの考え方をご紹介します。

1. 数字は「敵」じゃない──まずは感覚から脱する一歩を

数字が苦手な方に共通しているのが、「数字を完璧に理解しなきゃいけない」という思い込みです。でも実は、ビジネスで必要な数字の見方は“ざっくり”で十分なのです。

たとえば、「今月の売上が先月より多い」「予約数がなんとなく増えている」といった感覚でOK。細かく覚える必要はありませんし、複雑な分析も不要です。

数字はあなたを責めるための“ジャッジ”ではなく、目的地までの“地図”です。まずは「なんとなく把握する」ことから始めましょう。

2. データは「観察メモ」として使う──細かくなくていい

数字と聞くと、難しい表やグラフを想像して、身構えてしまうかもしれません。でも、実際に見るべき数字は限られています。

たとえば、こんな感じで使えます。

  • 今週の新規予約数は先週よりどうだった?

  • 月ごとの売上の波はある?

  • インスタ投稿後にアクセスが増えた?

これらはすべて、Googleスプレッドシートや手帳に簡単に記録できる“観察メモ”のようなもの。1日1分で記録できるくらいの手軽さで十分です。

大切なのは、「行動の前後で数字に変化があったか?」を観察すること。そうすることで、やみくもな施策ではなく、“次につながるヒント”が見えてきます。

3. 「判断の軸」を持つ──数字が教えてくれる改善ポイント

数字はただの記録ではありません。「何を見て、どう判断するか」という“軸”を持つことで、数字はビジネスの羅針盤になります。

たとえば、こんなふうに考えてみましょう。

  • 予約の多い曜日はどこか?

  • 客単価が高いのはどのメニューか?

  • リピート率は改善しているか?

自分にとって大事な数字をひとつ決めて、それを毎週チェックするだけで、やるべきことが明確になります。たとえば「リピート率」を見ると、LINEのメッセージ内容やタイミングを変えてみようという発想が自然に生まれます。

判断軸を持つことで、「なんとなく」から卒業し、「数字を根拠に動ける」経営ができるようになります。

まとめると

数字が苦手でも、完璧に理解する必要はありません。ざっくり感覚で眺める観察メモとして使う判断軸を持つ──この3つの考え方だけで、データはあなたの味方になります。

最初は小さな一歩で大丈夫です。今日から、気になる数字をひとつだけ記録してみましょう。その積み重ねが、未来のあなたの経営判断を大きく助けてくれるはずです。

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