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CRMは個人事業主に必要ないのか?

  • 執筆者の写真: mellowlaunch
    mellowlaunch
  • 4月25日
  • 読了時間: 3分

はじめに(CRMは個人事業主に必要ないのか?)

「CRMって会社が使うものじゃないの?」と思っている方、意外と多いのではないでしょうか。たしかに「顧客管理」と聞くと、専用のシステムやツールを導入する企業向けのイメージが強いかもしれません。しかし実際には、個人事業主こそ「お客様の情報を覚え、活かすこと」が売上や信頼につながるビジネスをしているはずです。今回は、そもそもCRMとは何か、個人で活用するメリット、そして難しく考えずに始める方法についてお伝えします。小規模だからこそできる「身の丈CRM」のヒントを、ぜひ見つけてください。


❶ そもそもCRMって何?


CRMとは「Customer Relationship Management(顧客関係管理)」の略で、簡単に言えば「お客様との関係性を記録・管理し、長く良い関係を築くための仕組み」です。企業では専用のシステムやMAツールを使って管理することが多いですが、その本質は「誰に、いつ、何をしたか、何が喜ばれたか」を覚えておくこと。たとえば「前回どんなメニューを受けたか」「好きな会話の話題」「来店頻度」など、個人事業主が自然に覚えている情報もCRMの一部です。つまり、高額なツールがなくても、CRM的な考え方はすでに取り入れているとも言えます。大切なのは「記録して、次に活かす」ことができているかどうかです。


❷ 個人事業主こそCRMが武器になる理由


個人で事業をしている方にとって、お客様との信頼関係は何よりの財産です。一度きりの来店よりも「また行きたい」と思ってもらえる接点を増やすことが、安定した集客や口コミにつながります。そのためには、名前・来店履歴・好みなどをしっかり覚えておき、「前回◯◯でしたよね」と声をかけられる関係が理想。こうした“ちょっとした気遣い”を支えるのがCRMです。紙のメモでもスプレッドシートでも構いません。大切なのは「覚えるべきことを、忘れないようにする」こと。リピーターが増えると、広告やキャンペーンに頼らなくても売上が安定してくる。それがCRMの力なのです。


❸ 難しく考えなくてOK!今すぐ始められるCRMの第一歩


「CRM=高機能ツールの導入」と思うとハードルが上がってしまいますが、実際にはもっと身近な方法から始められます。たとえば、Googleスプレッドシートに「名前・来店日・内容・次回希望」などを記録するだけでも十分効果があります。LINE予約と連携している場合は、顧客情報をノートやメモ欄に残しておくだけでもOKです。最初は5人、10人でもいいので、「このお客様はどんな人か?」を記録し、次に活かしてみる。CRMは「お客様に寄り添うためのしくみ」であり、あなたの記憶のサポート役。気負わず、できるところから始めてみることが、最大のポイントです。


まとめると

CRMは個人事業主に必要ないのか?と題しまして色々お伝えさせていただきました。 CRMは企業向けの専門的な仕組みに聞こえるかもしれませんが、本質は「お客様を覚えて、次につなげること」。個人事業主こそ、顔が見える関係性を築くことが売上と信頼に直結します。高価なツールを使わなくても、スプレッドシートやLINE、ノートを活用すれば、今日からCRM的なアクションは始められます。まずは「記録して、思い出せる」ことからスタートしてみてください。

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