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こんな良いサービス提供してるのに客がこない!

  • 執筆者の写真: mellowlaunch
    mellowlaunch
  • 5月25日
  • 読了時間: 3分

〜「知られていない・覚えられていない・戻ってこない」を解決する3つの工夫〜

「お客様に丁寧に対応しているし、サービスの質にも自信がある。それなのに、なぜか予約が入らない。紹介も少ないし、リピーターも増えない…」

そんな悩みを抱えている個人事業主の方、意外と多いのではないでしょうか。

実は、集客の課題はサービスの質とは別のところに潜んでいることが少なくありません。今回は、“良いサービス”をもっと多くの人に届けるために見直したい3つのポイントをお伝えします。


1. 「良いサービス」は伝わっているか?──まずは見つけてもらう工夫を

どんなに素晴らしいサービスでも、「知られていなければ存在しない」のと同じです。

SNSもやっているし、Googleマップにも載せている。でも、そのアカウントはお客様から見つけやすい状態になっていますか?たとえば、Instagramでは美容師さんや整体師さんなどが多くの投稿をしていますが、「どこにあるのか」「どんな人向けなのか」「どんな悩みに対応できるのか」が分かりにくいと、お客様は次の投稿へと流れてしまいます。

まずは、簡単なホームページやLINEのプロフィールページでもいいので、自分の“見つけてもらえる場所”を一つにまとめて整えることから始めてみましょう。検索されやすいワードを含めたり、実績やお客様の声を加えたりするだけでも、発見されやすさは変わります。


2. 顧客情報、ちゃんと残せてますか?

「お客様の顔は覚えているから大丈夫!」と思っていても、実は情報が整理されていないと大きな機会損失につながります。

たとえば、LINE予約を受け付けていても、個別のチャット履歴だけを頼りにしていると、いつ・どんなメニューを受けたのかが分からなくなります。さらに、定期的に通ってくれていたお客様が何かのタイミングで来なくなってしまった場合、そのまま疎遠になることも珍しくありません。

まずは、お客様の「名前」「来店日」「メニュー内容」だけでもExcelや手帳に記録しておくことをおすすめします。記録があれば、定期的なフォローや、お誕生日クーポンの配信などもできるようになります。顧客台帳のようなものを持つことで、関係性を“資産”として積み上げていけます。


3. ファンに育てる「連絡のきっかけ」を設計しよう

1回目の来店は「広告やSNSがきっかけ」で生まれますが、2回目以降は「関係性の積み重ね」がカギです。

とはいえ、ただ待っているだけでは再来店は生まれません。お客様にも日々の生活があり、「そろそろ行こうかな」と思ってもタイミングを逃してしまうことも多いものです。

そんなときに効果的なのが、「連絡のきっかけ」をこちらから設計しておくことです。たとえば、「3週間後に“その後どうですか?”というLINEを送る」「前回来店から1か月経った人にクーポン付きのお知らせを送る」など、小さなアクションでもお客様にとっては“気にかけてくれている”という印象になります。

このような仕組みは、“営業”ではなく“気配り”として伝わります。結果的に、お客様の満足度やリピート率にもつながります。


まとめると

「良いサービスを提供しているのに、お客様が来ない」という状態には、主に3つの理由があります。

  1. そもそも見つけてもらえていない

  2. 来店してくれたお客様の情報が残っていない

  3. 次回来店のきっかけが設計されていない

この3つを少しずつ整えていくことで、ようやく“サービスの良さ”が活かされていきます。逆に言えば、これらがない状態では、どんなに良い技術や接客をしても、お客様の記憶には残りません。

一人ひとりとのご縁を、つながりに変えていく。そこに小さな工夫を重ねていくことで、少しずつ売上は積み上がっていくはずです。

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