top of page

ITに苦手意識がある個人事業主が最初にやるべき3つのこと

  • 執筆者の写真: mellowlaunch
    mellowlaunch
  • 5月24日
  • 読了時間: 3分

「ホームページ?SNS?予約システム?……自分には無理かも」そんなふうに、ITに対して苦手意識を持っている個人事業主の方は少なくありません。とはいえ、今の時代、ITをまったく使わずにビジネスを続けていくのは難しいのも現実です。

大切なのは、すべてを完璧にこなそうとしないこと。苦手なら、苦手なりのやり方があります。今回は、ITに不安を感じる方が、最初にやるべき3つのことを紹介します。「なにから始めたらいいか分からない…」という方にとって、きっとヒントになるはずです。


1. 自分の「できること/できないこと」を言語化する

ITに対する不安の多くは、「なんとなく分からない」「よく分からないけど難しそう」といった漠然とした感情から生まれます。まずは、自分の“できること”と“できないこと”を紙に書き出してみましょう。

たとえば、「スマホでLINEは使える」「Googleマップは調べられる」「メールは送れる」といった日常的な操作も立派な“できること”です。一方で、「ホームページの作り方は分からない」「Excelが使えない」など、自信のないことは“できないこと”に素直に書き出しましょう。

この整理によって、自分の現在地が明確になります。そして、「何を学ぶべきか」「どこを誰かに頼るべきか」が見えてきます。漠然とした不安を、具体的な行動に変える第一歩です。


2. 無理せず「任せる」選択をする

「全部自分でやらなきゃ」と思い込んでいませんか?それはとても立派な姿勢ですが、すべてを1人でこなすのは限界があります。特にIT分野は、知識と経験がものを言う世界。慣れない分野に時間を費やすより、最初からプロに任せた方が結果的に早くて確実なケースも多いです。

たとえば、ホームページの作成、LINE予約の導入、Googleビジネスプロフィールの登録などは、初期設定だけ専門家に任せて、日々の運用は自分でやるという分担も可能です。重要なのは、「どこまでを自分でやり、どこからを他人に任せるか」という線引きをすること。

自分が“商品やサービスに集中する”ためにも、ITの専門的な作業は信頼できる外部の力を上手に活用してみましょう。


3. 小さな「成功体験」を積み重ねる

どんなに苦手意識がある方でも、「自分にもできた!」という成功体験を積み重ねることで、ITへの見方が変わってきます。

たとえば、Googleマップに店舗情報を登録したら実際に新規のお客様が来てくれた。LINEで予約を受け付けたらお客様とのやりとりがスムーズになった。Instagramの投稿を続けたら「見ました」と声をかけられた——そんな小さな経験が、次の一歩への原動力になります。

最初から高機能なツールを無理に使う必要はありません。簡単なところから「やってみる」、そして「続けてみる」。このステップが自信を育て、ITとの付き合い方を前向きにしてくれます。


まとめ:苦手だからこそ、ゆっくり、でも確実に進む

ITは、あなたの事業を加速させるための“道具”です。苦手意識があるのは悪いことではありませんし、恥ずかしいことでもありません。大切なのは、自分のペースで「整理する」「任せる」「体験する」この3つを意識して、一歩ずつ進んでいくことです。

完璧を目指すのではなく、自分なりのベストな形を見つけること。それが、ITと上手につきあいながら事業を伸ばしていく近道です。

Comments


bottom of page