予約サイトってどれを選べばいい?
- mellowlaunch
- 6月6日
- 読了時間: 3分
お店やサービスを始めようとすると、まずぶつかるのが「予約サイトってどれがいいの?」という悩み。今や、予約は電話やメールではなく、Web上やスマホで完結する時代。でも、検索してみると、リピッテ・STORES予約・RESERVA・ホットペッパー・LINE予約など、選択肢が多すぎて迷ってしまう…という方も多いのではないでしょうか。
今回は、「はじめての予約サイト選び」で後悔しないための考え方を、3つの視点からご紹介します。
① 予約サイト選びは「誰のためか」を基準にしよう
予約サイトを選ぶときにありがちなのが、「自分が操作しやすいか」で選んでしまうこと。でも、予約はあくまで「お客様がするもの」。だからこそ、「お客様にとって使いやすいか?」の視点が第一です。
たとえば、高齢のお客様が多いサービスで、LINEやアプリ登録が必須の予約サイトを選んでしまうと、うまく活用されない可能性があります。一方で、20~40代のスマホユーザーがメインなら、Instagramのプロフィールから直接予約できる導線があると便利です。
「どんな人が予約してくれるか」を具体的に思い浮かべて、それに合ったUI(ユーザーインターフェース)や、ログイン方法の有無などを確認しましょう。
② 機能と費用のバランスを見極める
予約サイトには、無料から月数千円~数万円のものまで幅があります。機能も、ただ日時を予約するだけのものから、決済連携、事前アンケート、リマインド通知、Zoom連携など、かなり多機能なものまでさまざま。
ここで大切なのは、「自分のサービスにとって必要な機能」をちゃんと把握しておくことです。たとえば…
当日キャンセルが多い → リマインド通知が必須
オンラインサービスもある → ZoomやGoogle Meetとの連携
メニューが多い → 時間・スタッフ・メニューの組み合わせ対応
など、サービスの運営スタイルによって必要な機能は異なります。
また、見落としがちなのが「手数料」の存在。無料に見えても、予約ごとに数%の手数料がかかることもあります。月額・初期費用・決済手数料まで含めて、実質的なランニングコストを把握しておくのが安心です。
③ 今後の展開も見据えて柔軟に選ぶ
はじめは個人で1人運営でも、将来的にスタッフを雇う、複数店舗に広げる、オンライン講座やイベント開催を始める…という展開もあるかもしれません。
予約サイトを途中で切り替えるのは、データの移行やお客様の再案内など、意外と大変です。だからこそ、少し先の未来も想定しておくと安心です。
「今は無料プランで十分だけど、将来は有料プランにスムーズに移行できるか」「多店舗管理に対応しているか」「顧客管理やメルマガ、ステップ配信との連携ができるか」
など、拡張性もチェックしておくと、長く安心して使えるサービスに出会える可能性が高まります。
まとめると
予約サイトを選ぶときは、①お客様目線での使いやすさ②必要な機能と費用のバランス③将来的な拡張性この3つを軸に考えるのがポイントです。
知名度や価格の安さだけで選んでしまうと、「使いにくい」「リピートされない」などの不満につながりかねません。あなたのサービスに合った予約サイトを選ぶことで、お客様との信頼関係も築きやすくなります。焦らず、でも一歩ずつ、自分のスタイルに合うツールを見つけてみましょう。
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