SNS投稿と来店数の相関ってどう見つける?
- mellowlaunch

- 7月16日
- 読了時間: 3分
SNSでの発信は今や店舗集客の重要な手段になっています。でも、投稿を頑張っていても「本当に来店につながっているの?」と不安に感じることはありませんか?今回は、SNS投稿と来店数の相関をどうやって見つけるか、実践的な視点から整理してみます。
SNS投稿はどのように来店に影響するのか?
まずは「SNSがどうやって来店に影響するのか」という仕組みを整理しましょう。たとえば、飲食店が新しい季節メニューを紹介した投稿が“映える”写真であれば、目を引いたユーザーが「行ってみようかな」と感じるきっかけになります。
SNSは、店頭の看板やチラシと違って、見たい人が自発的に見るものです。つまり、投稿が「心を動かす」ものである必要があります。そしてそれは、「どんな内容か」「いつ投稿されたか」「どんなビジュアルか」「誰が投稿しているか」によって左右されます。
「お客さんが反応しやすい内容」にはある程度の傾向があります。限定メニュー、お得情報、裏話的なスタッフ投稿、ユーザー参加型のキャンペーンなど。自分のSNSがどんな方向性で投稿されているか、まずは振り返ってみましょう。
来店数と投稿内容をどう結びつけて見るか?
では、実際にSNS投稿と来店数の関係をどうやって分析するのか。難しく考える必要はありません。大切なのは、「投稿の記録」と「来店の記録」を並べてみることです。
たとえば以下のような記録を、簡単なスプレッドシートに残していくと良いでしょう:
こうした表を作っていくと、「新メニュー投稿後は来店数が上がりやすい」「天気や曜日も影響がある」など、複数の視点で相関が見えてきます。
また、Instagramのインサイト機能や、LINE公式アカウントの配信結果なども組み合わせて見ると、より正確な傾向をつかみやすくなります。
エクセルやGoogleスプレッドシートのフィルター機能を使えば、「いいねが多かった投稿」と「来店が多かった日」などを簡単に照らし合わせることもできます。最初はざっくりでも構いません。まずは記録を取るところから始めましょう。
相関を分析するための“記録のクセ”をつける
来店数との相関を見つけるには、「継続的な記録」が一番の近道です。SNSに投稿したら、投稿の日時や内容、反応(いいね、コメント、保存数など)を簡単に記録しておきましょう。そして、できる限り同じフォーマットで、毎日または週に一度でも「来店数」や「売上」などのデータと並べて見てみてください。
忙しいとつい後回しになりがちですが、2週間〜1ヶ月でも記録を取り続けると、明らかに傾向が見えてくるはずです。
たとえば「夜に投稿すると翌日の来店が多い」「写真よりも動画投稿の反応が高く、来店数も増える」「ハッシュタグを変えた日だけ極端に反応が落ちた」など、数字が語ってくれることは意外と多いものです。
また、投稿の内容を「カテゴリごと」に色分けして管理するのも効果的です(例:新商品・スタッフ紹介・イベント案内など)。これにより、どの“種類の投稿”が来店数と相関があるかもわかってきます。
まとめると
SNS投稿と来店数の相関を見つけるには、
発信のパターンを理解すること
投稿と来店数を並べて比較すること
継続的に記録をとるクセをつけること
この3つが大切です。
最初は「面倒かも」と感じるかもしれませんが、記録のフォーマットさえ作ってしまえば、あとは“日記感覚”で更新できます。小さな気づきの積み重ねが、売上に直結するような“勝ちパターン”を見つけることにつながります。
SNSは「発信するだけ」で終わらせるのではなく、「振り返って検証する」ことにこそ意味があります。ぜひ、明日の投稿から始めてみてください。






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