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ミュージックビデオ作成経験をもとに販促用動画を作ってみた

  • 執筆者の写真: mellowlaunch
    mellowlaunch
  • 7月4日
  • 読了時間: 3分

「販促動画を作りたいけど、どこから手をつけていいか分からない」「映像ってなんだか難しそう」——そんなふうに感じたことはありませんか?実は、私もかつてはそうでした。でも今では、自分の音楽や経験を活かして、AIを使った手軽な動画制作を楽しめるようになっています。今回は、先日出版したDatabricks初心者向け書籍のプロモーションとして、ミュージックビデオ制作の経験をもとに販促用動画を作ってみた話をお届けします。

ミュージックビデオ制作が“販促動画”に活きた

以前、自作の楽曲をもとにミュージックビデオ(MV)を作ったことがあります。といっても本格的な機材があるわけではなく、あくまで個人レベルの範囲で。けれど、映像と音楽をどう組み合わせれば「伝わる表現」になるか、構成やテンポを考えるうちに、自分なりの編集センスや表現の引き出しが増えていきました。

その経験が活きたのが、書籍の販促動画づくりです。「この本がどんな内容か」「どんな人に届けたいか」を思い描きながら、映像にどう気持ちを込めるかを考える。そのプロセスは、まさにMV制作と同じ。映像=情報ではなく、想いを伝える手段として向き合うことができました。

Runwayで“静止画が動き出す”体験

今回使ったのは、AI映像ツールのRunway。YouTubeなどでも話題になっていたので気になってはいたのですが、実際に使ってみてその手軽さに驚きました。手元にあるのは、書籍のカバー画像1枚だけ。これをRunwayに読み込ませて、エフェクトやモーションの指示を与えると、まるでその画像が生きているような動きが生まれます。

「AIってここまで来てるのか」と感動すら覚えました。以前なら動画編集には数時間かかっていたのが、今では10分足らずで十分な仕上がりに。ノーコード・ノーデザインでも「ちょっといい感じ」に仕上がるのが、AIツールの魅力だと実感しました。

音楽が“映像に感情をのせる”

動画の完成度を左右するのは、実は音楽です。MV制作を通じて学んだのは、「映像は音で完成する」ということ。今回の販促動画でも、自分で作った曲をBGMとして組み合わせました。書籍のトーンやテーマに合わせて、優しく前向きな雰囲気のインストゥルメンタルを選びました。

無音の動画は、どうしても淡々とした印象になります。でも、そこに音があるだけで感情の余韻が残る。動画が“説明”から“体験”へと変わる。音楽の持つ力を改めて感じた瞬間でした。

「好き」と「仕事」をつなげてみる

販促用の動画と聞くと、堅苦しくて事務的なものを想像しがちですが、実際にはもっと自由でいいのだと思います。自分が楽しいと思える表現、自分の世界観を反映させた映像——そうした方が、結果的に相手にも伝わるのではないでしょうか。

今回の動画制作は、まさに「好き」が「仕事」に活かされた瞬間でした。ミュージックビデオという趣味が、販促動画という実務に自然とつながった。これは、AIツールの進化と、自分自身の挑戦の積み重ねがあってこそだと感じています。

まとめると

映像制作は、もはや一部の専門家だけのものではありません。ミュージックビデオづくりで得た感覚と、RunwayのようなAIツールを組み合わせれば、誰でも手軽に、そして感情のこもった販促動画を作ることができます。今あるスキルや「好きなこと」をうまく掛け合わせれば、仕事の幅はもっと広がるはず。あなたもぜひ、「自分らしい伝え方」にチャレンジしてみませんか?

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