top of page

マーケティングオートメーションは個人事業主にこそ必要なのでは?

  • 執筆者の写真: mellowlaunch
    mellowlaunch
  • 5月1日
  • 読了時間: 3分

はじめに:MA=大企業向けという思い込み?

マーケティングオートメーションは個人事業主にこそ必要なのでは?と感じる時があります

マーケティングオートメーション(MA)と聞くと、「大企業が導入する高価な仕組み」というイメージを持っている人も多いと思います。確かに、数千万円規模のMAツールも存在しますが、本質は“やるべき作業を自動化して抜け漏れなく対応する仕組み”。だからこそ、実は人手が限られる個人事業主こそ、こうした発想や仕組みが役立つのでは?と感じています。この記事では、個人事業主にとってのMAの考え方や活用メリット、実践のヒントを紹介します。


❶ 個人事業主こそ、反応のあった顧客を逃さない“仕組み”が必要


店舗を持つサロンや教室、サービス業の個人事業主にとって、「問い合わせが来たけど返信が遅れた」「常連さんへのフォローが抜けていた」などの“もったいない機会損失”は少なくありません。MAの考え方を取り入れることで、予約後の自動メッセージ送信、来店後のフォローLINE、定期的なキャンペーン通知など、1人でもお客様対応の質を保つことができます。忙しい時ほど“自動で回る”仕組みが支えになるはずです。


❷ MAは高額ツールだけじゃない。LINEやGoogleフォームでも代替できる


「MA」と聞くとSalesforceやMarketoのような高機能で高額なツールを想像するかもしれませんが、実際にはもっと小さく始めることが可能です。たとえば、Googleフォーム→スプレッドシート→LINE通知やステップ配信なども、立派な“簡易MA”です。大切なのは“自分がやらなくても回る仕組み”をどこかに作っておくこと。無料〜月数千円で十分導入可能です。

❸ 顧客数が少ないからこそ、対応の一貫性が信頼につながる


「お客様が少ないから、全部手作業で対応できる」という考え方は一見正しそうですが、実際は「忙しいと抜ける」「誰に何を送ったかわからない」といったミスが起きやすくなります。MA的な仕組みを使うことで、初回来店後のメッセージ送信、誕生日フォロー、数ヶ月音沙汰のない方へのご無沙汰フォローなど、きちんと履歴に沿ったアプローチが可能に。これは単なる時短ではなく、「一貫性のある信頼構築」に繋がるという意味でも重要です。


まとめ(マーケティングオートメーションは個人事業主にこそ必要なのでは?)


MA=大企業向け、というイメージは過去のものになりつつあります。むしろ少人数で運営する個人事業主にとってこそ、“手が足りない部分を補ってくれるパートナー”として、自動化の仕組みが力を発揮します。高額ツールを導入しなくても、LINEやGoogleフォーム、無料のステップメールツールなど、できることはたくさんあります。「毎回手作業でしんどいな」と感じた瞬間が、“仕組み化”のスタートタイミングかもしれません。

Comments


bottom of page