うまくいかない時期こそ、自分の土台を整える
- mellowlaunch
- 6月9日
- 読了時間: 3分
個人で仕事をしていると、どうしても「調子がいい時」と「なぜかうまくいかない時」が波のように訪れます。仕事に手応えがなくなる、お客様が減る、SNSの反応が鈍くなる、やる気が出ない……。そんな“うまくいかない時期”は、まるで霧の中に迷い込んだように感じるものです。
でも、忘れてはいけないのは「うまくいかない時期」は“必要な時間”でもあるということ。すべてが順調に進むことが理想に思えるかもしれませんが、実はそうではありません。立ち止まるからこそ見える景色や、静けさの中でしか気づけないことがあるのです。
不安や焦りの正体を見つめてみる
「何をやっても成果が出ない」と感じると、つい焦って何か新しいことに手を出したくなったり、誰かの成功事例を真似してみたくなります。でも、その不安や焦りは、実は「自分自身とのズレ」から生まれているかもしれません。
たとえば、「もっとSNSをがんばらなきゃ」と思うけど、本音では「四六時中SNSに縛られるのはつらい」と感じていたり。「集客しないと」と思うけれど、本当は今よりも自分の時間を大事にしたいと思っていたり。
このギャップに気づかないまま走り続けると、ますます心も体もすり減ってしまいます。うまくいかないときほど、自分の本音に耳を傾けてみましょう。「私はどうしたいんだろう?」という問いを持つこと。それだけで、少しずつ視界が開けていきます。
「整える」ことは、次の成長の土台になる
では、うまくいかない時期に何をすればいいのでしょうか? おすすめなのは、「攻める」よりも「整える」ことです。次に動き出すための土台を、今のうちにしっかり築いておくイメージです。
具体的には、次の3つの視点で“整える”ことを意識してみてください。
1つ目は「体」を整えること。疲れていると、思考もネガティブになりがち。しっかり寝る、栄養のあるものを食べる、散歩などの軽い運動をするだけでも、体と心は少しずつ回復していきます。
2つ目は「心」を整えること。SNSやニュース、他人の声に振り回されるのをいったんやめて、自分自身と静かに向き合う時間を持つことが大切です。紙に思っていることを書き出すだけでも、心がすっきりします。
3つ目は「環境」を整えること。自分の作業スペースを片付けたり、居心地のいい場所に移動してみたり。人間関係も含めて、できる範囲で“心地よさ”を取り戻すことが、次に踏み出すための大きな支えになります。
まとめると
うまくいかない時期は、決して無駄ではありません。それは「次のステージに進むための準備期間」でもあります。走ることばかりに集中するのではなく、止まることで見えるもの、自分の内側に向き合うことで得られる気づきがあります。
焦らず、比べず、自分のペースで「整える」ことを大切にしてみてください。その積み重ねが、これからの土台となり、未来のあなたを支えてくれるはずです。
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