AIを使った「小さな事業の拡張力」活用法
- mellowlaunch
- 5月21日
- 読了時間: 3分
最近、AIという言葉をよく耳にするようになりました。でも、「自分のような小さな事業には関係ない話」と思っていませんか?実は、小さなビジネスだからこそ、AIはとても心強い味方になってくれるのです。
AIを使った「小さな事業の拡張力」活用法をご紹介します。
小さな事業にこそ必要な“拡張力”とは?
個人でお店を運営している方や、フリーランスで活動している方にとって、1日はあっという間です。お客様の対応、SNSの更新、事務作業、そしてサービス提供…。やることはたくさんあるのに、時間も体力も限られています。
そんなときに大切なのが、“拡張力”という考え方です。これは「自分一人では足りない力を、道具や仕組みを使って補い、広げていく力」のこと。たとえば、電動自転車は足の力を補ってくれますよね。それと同じように、AIはあなたのビジネスの力を補い、拡張してくれる存在です。
AIと聞くと大げさに感じるかもしれませんが、最近では専門知識がなくても使えるツールが増えてきています。「なんだか便利そう」と思っていただけたら、それが第一歩です。
実例で見る、AIによる業務支援と売上への貢献
たとえば、Instagramの投稿文。毎回考えるのが大変だと感じる方は多いと思います。そんなときは、ChatGPTに「春のネイルデザインを紹介する投稿文を考えて」とお願いすると、自然で魅力的な文章を提案してくれます。
また、LINEでのお客様対応をAIチャットに任せている美容師さんもいます。よくある質問には自動で返信し、緊急のときだけ自分で対応すればいいので、時間に余裕ができたそうです。
さらに、予約の自動管理や、売上データの簡易分析にもAIが活用できます。こうした小さな工夫を積み重ねた結果、あるネイルサロンでは「お客様との時間をしっかり取れるようになった」「メニュー改善に集中できて、月商が20%アップした」といった効果が見られました。
AIは“魔法の杖”ではありませんが、正しく使えば「もう一人の自分」のように支えてくれる存在になります。
無理なく始める、AIとのつきあい方
では、どうやってAIとのつきあいを始めればよいのでしょうか。
まずは、無料で使えるツールから試してみるのがおすすめです。ChatGPTは、SNS投稿の文案づくりや、メニュー名のアイデア出しにとても便利ですし、CanvaではAIを使ってチラシのデザインを提案してくれます。Notion AIも、文章の要約やタスク管理の補助に活躍してくれます。
最初は「SNS投稿だけ」「メニュー表づくりだけ」といった、一つの業務から始めてみてください。実際に使ってみると、「思ったより簡単かも」「これなら続けられそう」と感じるはずです。
慣れてきたら、少しずつ使い道を広げていけばOKです。無理せず、あなたのペースで取り入れることが何より大切です。
AIを使った「小さな事業の拡張力」活用法をまとめると
AIは大企業だけのものではなく、むしろ限られた時間とリソースでがんばる個人事業主にこそ役立つ存在です。“拡張力”という視点でAIを見てみると、自分のビジネスをより大きく、豊かに広げていく道が見えてきます。
最初の一歩は、小さくて構いません。あなたのやりたいことを、あなたらしく続けていくために、AIという力をぜひ味方につけてみてくださいね。
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